位置度は、穴・軸・溝などの形体が、理論的に正しい位置からどの程度ずれてよいかを規制する位置公差です。
30秒でわかるポイント
- 通常はデータムを基準に理論位置を決める
- 位置を示す基本寸法と、許容される公差域を分けて考える
- 穴軸などでは直径記号付きの円筒公差域で評価する場合が多い
現場ではこう考える
基準面A・B・Cから理論上50 mm、30 mmの位置に穴中心がある設計では、その理論位置を中心とした許容領域の中へ実際の穴軸が入るかを評価します。
よくある間違い
X方向とY方向の寸法公差だけを別々に見て位置度と同じだと考えること。位置度では2次元・3次元の公差域として位置を評価します。
🎓 技能検定につながるポイント
計画立案では、どのデータムから位置を決めるのか、穴中心や軸線をどう求めるのかが重要になります。
ミニ問題
Q. 位置度を判断するとき、データムや理論位置を無視して穴径だけ測ればよい?
答え:いいえ。位置度は基準に対する位置を評価します。
まとめ
位置度は、穴・軸・溝などの形体が、理論的に正しい位置からどの程度ずれてよいかを規制する位置公差です。
参考
機械検査の教科書

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