カメラの教科書|第13章-3
フレームレートは1秒間に記録・再生するフレーム数です。24pは映画的、30pは標準的、60pは滑らかな動き、120pなどはスローモーション素材に使いやすいという傾向があります。
高fpsほど常に高画質ではありません。1フレームあたりの露光時間、必要光量、記録容量、カメラのクロップや画質制限も変わります。
目次 タップで開閉
1. まず結論|最終用途でfpsを決める
| fps | 見え方・用途 |
|---|---|
| 24p | 映画的な動き |
| 30p | Web・日常動画の標準 |
| 60p | 動きが滑らか、スポーツ |
| 100/120p | スローモーション素材 |
フレームレートは1秒間に何枚の静止画を並べて動画にするかを示し、fpsで表します。数値が高いほど動きを細かく記録できますが、高fpsほど常に映画らしい・高画質になるわけではありません。用途と最終再生方法で選びます。
2. 24pの特徴
映画で広く使われるフレームレートで、適度なモーションブラーと組み合わせるとシネマ的な動きに見えます。速いパンではカクつきが目立つことがあります。
スローモーションは高いfpsで撮影した素材を、より低いfpsのタイムラインで再生することで作れます。撮影fpsを上げると1フレームあたりの露光時間を短くする必要が出やすく、暗所ではISOや照明への負担が増えます。
3. 30pの特徴
日常動画、YouTube、記録用途で扱いやすい標準的な設定です。容量と滑らかさのバランスが良いです。
4. 60pの特徴
スポーツ、子ども、乗り物など動きの多い被写体を滑らかに見せやすく、30pタイムラインで50%スローにする用途にも使えます。
5. 120pなど高fpsの注意
高fpsでは短いシャッターが必要になりやすく、暗所ではISOが上がります。音声記録・解像度・クロップ・連続時間が制限される機種もあります。
6. 撮影fpsと再生fps
60fpsで撮って30fpsで再生すれば約1/2速度、120fpsを30fpsで再生すれば約1/4速度のスローにできます。編集ソフトで解釈方法を確認します。
7. NTSC・PAL
地域・電源周波数・放送規格により29.97/59.94系や25/50系が使われます。照明フリッカー対策にも関係するため、撮影地域と納品仕様を確認します。
- 24/25/30fps前後→通常速度の映像でよく使われる
- 50/60fps以上→動きを滑らかにしたい、スロー素材を作りたい
- 照明下→地域の電源周波数や光源でフリッカーが出ないか確認
- 編集→撮影fpsと書き出しfpsの関係を先に決める
8. FAQ
全部60pで撮ればいい?
滑らかですが容量・必要光量が増え、映画的な見え方とは異なります。最終再生fpsと被写体に合わせて選びます。
9. 参考情報
最終確認:2026年10月3日|動画機能・記録時間・対応解像度は機種・設定・温度・カード性能で変わります。使用機種の最新仕様を確認してください。

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