第1章|1-10 初心者が最初に覚える5つの使い方

ChatGPT初心者が最初に覚える質問・文章・ファイル・画像・Web検索の5つの使い方を示すアイキャッチ

ChatGPTを使い始めたばかりのときは、機能を全部覚える必要はありません。まずは「質問する・文章を整える・ファイルを読む・画像を見せる・Web検索する」の5つを使えれば、日常用途のかなりの範囲をカバーできます。

OpenAIも、ChatGPTをブレインストーミング、文章作成、学習、計画、画像やファイルの分析などに使えるAIアシスタントとして案内しています。この記事では、初心者が今日から試せる使い方に絞って、具体例つきで整理します。

なお、ChatGPTは便利ですが常に正しいとは限りません。重要な情報を確認するときは、前の記事1-8|ChatGPTは間違えることがあると、1-9|入力してはいけない情報もあわせて確認してください。

目次 タップで開閉
  1. 結論|初心者はまず5つだけ覚えればOK
  2. 使い方1|分からないことをそのまま質問する
  3. 使い方2|文章を作る・直す・言い換える
  4. 使い方3|PDFやファイルを要約・整理する
  5. 使い方4|写真や画像を見せて質問する
  6. 使い方5|Web検索で最新情報を調べる
  7. 1回で完璧を狙わず追加質問する
  8. 5つの使い方を目的別に選ぶ
  9. 質問は「目的・条件・出力」の3点で十分
  10. うまく答えてくれないときの直し方
  11. 初心者でも覚えておきたい3つの注意点
  12. 今日すぐ試せる5つの練習
  13. 初心者がやりがちな失敗
  14. FAQ|ChatGPT初心者のよくある疑問
  15. 参考・確認先
  16. まとめ|まず使って、追加質問しながら慣れる

結論|初心者はまず5つだけ覚えればOK

ChatGPT初心者が最初に覚えるなら、次の5つがおすすめです。

  1. 質問する:分からないことを会話で聞く
  2. 文章を整える:作成・添削・言い換えを頼む
  3. ファイルを読む:PDFや資料を要約・比較する
  4. 画像を見せる:写真やスクショについて質問する
  5. Web検索する:最新情報と出典を確認する

特別な「AI用語」を覚えてから始める必要はありません。普段、人に相談するときと同じように入力して、足りなければ追加で条件を伝えるだけでも十分使えます。

質問・文章・ファイル・画像・Web検索の5つの使い方をイラストで示す図解

使い方1|分からないことをそのまま質問する

いちばん基本の使い方は、分からないことをそのまま質問することです。ChatGPTは会話の流れを踏まえて、追加質問にも対応できます。

「NISAって何?投資をしたことがない人向けに説明して」

「この説明をもっと簡単にして。中学生でも分かる言葉にして」

分からない言葉が出てきたら、その部分だけ聞き直して構いません。検索エンジンのように毎回キーワードを作り直さず、会話しながら理解を深められるのが特徴です。

質問・回答・追加質問・改善の流れを人物と吹き出しで示す図解

使い方2|文章を作る・直す・言い換える

文章作成は、初心者でも効果を実感しやすい使い方です。ゼロから書かせるだけでなく、自分が書いた文章を整える用途にも向いています。

  • メールやメッセージの下書き
  • 文章を短く要約する
  • 硬い文章をやわらかくする
  • 誤字や分かりにくい部分を見直す
  • 箇条書きを自然な文章へ直す

「この文章を、失礼にならない自然なメールに直して。200字以内」

「丁寧に」「短く」「初心者向け」など、完成形のイメージを一言足すと調整しやすくなります。

文章の下書きから言い換えを経て完成する流れを示す図解

使い方3|PDFやファイルを要約・整理する

ChatGPTは、対応している文書、スプレッドシート、プレゼンテーションなどをアップロードして内容を扱えます。長い資料を読む前に、要点をつかむ用途にも便利です。

  • PDFの要点を3つにまとめる
  • 複数資料の違いを比較する
  • 表の数字を整理する
  • 資料から確認項目を抜き出す
  • 長い文章から重要な部分を探す

「このPDFを初心者向けに要約して。結論、重要ポイント、注意点の順に整理して」

ただし、会社資料や個人情報を含むファイルは、そのままアップロードしないよう注意してください。必要なら1-9|入力してはいけない情報の基準でマスキングします。

PDFや表などのファイルから要約・比較・重要点・表やグラフを得る流れを示す図解

使い方4|写真や画像を見せて質問する

文字で説明しづらいものは、写真やスクリーンショットを見せて質問できます。OpenAIの案内では、ChatGPTは画像を理解し、画像内の対象について質問したり、視覚的な内容を詳しく調べたりできます。

  • 画面のスクショを見せて操作方法を聞く
  • 商品の写真を見せて特徴を整理する
  • 表やグラフの内容を説明してもらう
  • 写真の一部分について質問する

「このスクショを見て、どこを押せば設定を変更できるか説明して」

見てほしい場所が決まっている場合は、「右上の部分」「赤丸を付けた場所」のように指定すると伝わりやすくなります。

写真やスクリーンショットをChatGPTに見せて内容を確認する流れを示す図解

使い方5|Web検索で最新情報を調べる

価格、ニュース、サービス仕様、イベント日程など、変化する情報はWeb検索を使うと確認しやすくなります。ChatGPTは必要に応じてWebを検索し、現在の情報と情報源へのリンクを使って回答できます。

「2026年9月時点の公式情報を確認して、このサービスの料金と変更点を整理して」

検索結果が出ても、重要な情報では引用元を実際に開いて確認します。Web検索を使えば100%正しくなるわけではありません。

質問からWeb検索・情報源確認・回答までの流れを示す図解

1回で完璧を狙わず追加質問する

ChatGPTは、1回の長い質問ですべてを伝えなくても使えます。最初の回答を見てから、追加で条件を伝える方法でも十分です。

「もっと短くして」
「表にして」
「初心者向けに変えて」
「メリットだけでなく注意点も追加して」

同じチャット内なら前の会話を踏まえて続けられるため、回答を見る→不足を伝える→直してもらうという使い方ができます。

5つの使い方を目的別に選ぶ

やりたいこと使い方入力例
意味を知りたい質問「初心者向けに説明して」
文章を整えたい文章作成「自然な文章に直して」
資料を読みたいファイル「このPDFを要約して」
画面や物を見てほしい画像「この写真を見て説明して」
現在の情報を知りたいWeb検索「最新の公式情報を確認して」

迷ったときは、まず普通に質問してみてください。必要ならChatGPT側が検索やファイル・画像の利用につなげられる場合もあります。

質問は「目的・条件・出力」の3点で十分

初心者のうちは複雑なプロンプトを覚える必要はありません。次の3点を入れるだけで、意図が伝わりやすくなります。

  1. 目的:何をしたいか
  2. 条件:対象、期限、文字数など
  3. 出力:表、箇条書き、短文など

「旅行先を探したい。大阪から日帰りで、雨でも楽しめる場所を3つ、表で比較して」

詳しいプロンプトの作り方は、次の第2章で順番に解説します。

うまく答えてくれないときの直し方

思った答えが返ってこなくても、最初からやり直す必要はありません。どこが違うかを短く伝えます。

  • 長すぎる → 「半分の長さにして」
  • 難しい → 「専門用語を減らして」
  • 条件が違う → 「予算は1万円以内に変更」
  • 候補が多い → 「おすすめを3つに絞って」
  • 根拠が欲しい → 「公式情報を確認して出典を付けて」

ChatGPTは最初の回答を完成品として受け取るより、会話しながら調整する道具として使う方が扱いやすくなります。

回答に短い修正指示を出して改善する3ステップを示す図解

初心者でも覚えておきたい3つの注意点

1. 自然な文章でも間違うことがある

ChatGPTは、もっともらしい文章でも事実を間違える場合があります。数字、日付、引用、現在の情報は確認します。

2. 秘密情報をそのまま入力しない

パスワード、認証コード、会社の機密、顧客情報などは入力しません。ファイルやスクショにも個人情報が残っていないか確認します。

3. 重要な判断は一次情報を確認する

法律、医療、契約、料金、製品仕様などは、ChatGPTだけで完結させず公式情報や専門家の確認を組み合わせます。

今日すぐ試せる5つの練習

  1. 「今日の夕食を冷蔵庫にある材料から考えて」
  2. 「この文章を100字以内で読みやすく直して」
  3. PDFを1つ添付して「重要ポイントを3つ教えて」
  4. スクショを1枚添付して「この画面の意味を説明して」
  5. 「今日の公式情報を検索して、出典付きで教えて」

最初から仕事や重要判断に使うより、まずは答え合わせしやすい身近な内容で操作に慣れると、ChatGPTの得意・不得意がつかみやすくなります。

初心者がやりがちな失敗

  • 質問を考えすぎて送れない:まず短く聞いて、あとから条件を追加する
  • 1回目の回答で終わる:違う部分を伝えて修正する
  • 長い回答=正しいと思う:重要な事実は確認する
  • 全部の機能を最初に覚えようとする:必要な機能だけ順番に覚える
  • 個人情報をそのまま貼る:不要な情報は削除・匿名化する

FAQ|ChatGPT初心者のよくある疑問

ChatGPTは普通の言葉で質問して大丈夫ですか?

大丈夫です。特別な命令文を覚えなくても使えます。まず普通に質問し、必要に応じて条件を追加します。

質問は長い方がいいですか?

長ければよいわけではありません。目的、必要な条件、希望する形式が分かれば十分です。

PDFやExcelも読めますか?

対応している文書、スプレッドシート、プレゼンテーションなどをアップロードして扱えます。プランや利用状況によって上限があるため、実際の画面で確認してください。

写真を見せて質問できますか?

できます。写真やスクリーンショットを追加して、対象物や画面について質問できます。

最新情報も質問できますか?

Web検索を使って現在の情報や関連する情報源を確認できます。重要な内容では元の公式ページも開いて確認します。

参考・確認先

最終確認:2026年9月26日 ChatGPTの機能、対応プラン、画面表示は更新される場合があります。具体的な操作や利用条件は最新の公式情報を確認してください。

まとめ|まず使って、追加質問しながら慣れる

初心者が最初に覚えるなら、質問・文章・ファイル・画像・Web検索の5つで十分です。

最初から完璧な質問を作る必要はありません。短く質問し、回答を見てから「もっと短く」「表にして」「最新情報を確認して」と追加するだけでも、かなり使いやすくなります。

次の第2章|2-1「プロンプトとは?」では、ChatGPTへの指示文が何を意味するのかを、初心者向けに整理します。

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