第4章|4-3 公差域とは?

公差域は、対象となる形体が『この範囲の中に入っていればよい』という幾何学的な許容領域です。

30秒でわかるポイント

  • 平面度なら2つの平行平面の間
  • 真円度なら2つの同心円の間
  • 円筒度なら2つの同軸円筒面の間
  • 位置度では指示内容により円筒などの領域になる

現場ではこう考える

平面度0.05 mmなら、対象面全体が0.05 mmだけ離れた2つの平行平面の間に収まることを考えます。単に測定点の最大値と最小値を引けば常に正式評価になる、という意味ではありません。

よくある間違い

公差値だけを覚えて、公差域の『形』を考えないこと。同じ0.05 mmでも平面度と真円度では許容領域の形が違います。

🎓 技能検定につながるポイント

図面問題では、記号を見たら『何が、どんな形の公差域に入るのか』までイメージします。

ミニ問題

Q. 真円度の公差域は2つの平行平面?

答え:いいえ。同一断面上の2つの同心円の間です。

まとめ

公差域は、対象となる形体が『この範囲の中に入っていればよい』という幾何学的な許容領域です。

参考


関連記事

フィードバック

  1. データムとは?|基準面・基準軸を初心者向けに解説 のアバター

    […] ← 前の記事📚 機械検査の教科書 TOPへ次の記事 → […]

    いいね

  2. 真直度とは?|『まっすぐさ』を表す幾何公差 のアバター

    […] ← 前の記事📚 機械検査の教科書 TOPへ次の記事 → […]

    いいね

  3. 第4章|4-4 真直度とは? – UG BASE のアバター

    […] ← 前の記事📚 機械検査の教科書 TOPへ次の記事 → […]

    いいね

  4. データムとは?|基準面・基準軸を初心者向けに解説 – UG BASE のアバター

    […] ← 前の記事📚 機械検査の教科書 TOPへ次の記事 → […]

    いいね