第4章|4-1 幾何公差とは?

幾何公差は、部品の大きさだけでは表せない『形・向き・位置・振れ』の許容範囲を指定するためのものです。

30秒でわかるポイント

  • 形状公差:真直度・平面度・真円度・円筒度など
  • 姿勢公差:平行度・直角度・傾斜度
  • 位置公差:位置度など
  • 振れ公差:円周振れ・全振れ

現場ではこう考える

板厚がすべて寸法範囲内でも、板が反っていれば組付け面として使えないことがあります。軸径が範囲内でも、断面が楕円なら回転時に問題が出ることがあります。こうした『形』を管理するのが幾何公差です。

よくある間違い

幾何公差を『より厳しい寸法公差』と考えること。寸法と幾何特性は別の対象を規制します。

🎓 技能検定につながるポイント

まず形状・姿勢・位置・振れの4グループを整理し、データムが必要かどうかをセットで覚えます。

ミニ問題

Q. 平面度は寸法の大きさを規制する公差?

答え:いいえ。面の形状、つまり平らさを規制する形状公差です。

まとめ

幾何公差は、部品の大きさだけでは表せない『形・向き・位置・振れ』の許容範囲を指定するためのものです。

参考

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