Cpは、工程のばらつき幅が規格幅に対してどれだけ余裕を持って収まっているかを見る工程能力指数です。平均の中心ずれは考慮しません。
30秒でわかるポイント
- 基本式は Cp=(USL−LSL)/(6σ)
- USL・LSLは規格上限・規格下限、σは工程の標準偏差
- Cpが大きいほど、規格幅に対して工程ばらつきが小さい
- Cpは平均位置を見ないため、中心ずれの評価にはCpkが必要
- 工程が統計的に安定していることが前提
現場・試験ではこう考える
規格が9.90〜10.10 mmなら規格幅は0.20 mm。σ=0.02 mmなら6σ=0.12 mmなので、Cp=0.20/0.12≈1.67です。規格幅に対してばらつきは比較的小さいと読めます。
よくある間違い
Cpが高ければ不良ゼロと決めること。工程平均が規格端へ偏っていてもCpは変わりません。工程安定性や分布の妥当性も確認します。
🎓 技能検定につながるポイント
式を暗記するだけでなく、分子=規格幅、分母=工程幅6σと意味で覚えます。
ミニ問題
Q. Cpが1.5でも平均が上限規格近くに偏っていたら、中心ずれをCpだけで評価できる?
答え:できません。平均位置の偏りはCpkで確認します。
まとめ
Cpは、工程のばらつき幅が規格幅に対してどれだけ余裕を持って収まっているかを見る工程能力指数です。平均の中心ずれは考慮しません。
参考
機械検査の教科書

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