第4章|4-3 第4類の消火方法

第4類危険物の消火では、燃えている液体を広げず、液面からの蒸気発生と酸素供給を抑えることが重要です。消火剤は危険物の水溶性や設備条件に合わせて選びます。

主な消火剤

消火剤主な作用第4類でのポイント
窒息+冷却液面を覆って蒸気発生を抑える
粉末燃焼反応の抑制素早い消火に有効。再燃に注意
二酸化炭素窒息電気設備周辺にも使いやすい。酸欠と再燃に注意
水噴霧冷却容器・設備の冷却などに用いる。危険物の性質に注意

非水溶性液体と泡

ガソリンなど水に溶けにくい液体では、適切な泡で液面を覆うことで、酸素供給と可燃性蒸気の発生を抑えられます。

水溶性液体では泡の種類に注意

アルコールなど水溶性液体では、通常の泡が液体に壊されやすい場合があります。耐アルコール型など、その危険物に適合した泡を選びます。

強い棒状注水に注意

水に溶けず、水より軽い可燃性液体へ強い棒状注水をすると、燃えている液体を飛散・拡大させるおそれがあります。水を使う場合でも、目的や方法を区別して考えます。

粉末・二酸化炭素は再燃にも注意

粉末や二酸化炭素は火炎を素早く消せても、燃料自体の冷却が十分でない場合があります。消火後も再燃監視が重要です。

確認問題

Q. 非水溶性の第4類危険物の液面を覆う代表的な消火剤は?

答えを見る

答え:泡消火剤。


※消火方法は危険物・設備・火災規模によって異なります。実際の火災では設置された消火設備、消防計画、SDS、消防機関の指示を優先してください。


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