ChatGPTにフラッシュカード機能が追加|資格勉強で実際に使ってみた

ChatGPTのフラッシュカード機能の基本的な使い方を5段階で示した図解

2026年9月22日、ChatGPTに「フラッシュカード」機能が追加されました。

覚えたいテーマを指定したり、ノートや勉強資料をアップロードしたりすると、ChatGPTが問題と答えをカード形式にしてくれる機能です。カードをめくって答えを確認し、覚えていれば「✓」、もう一度練習したければ「×」を選びながら反復できます。

今回、実際に資格勉強で使ってみました。結論からいうと、専門用語・数値・定義・苦手問題を繰り返し覚える用途とはかなり相性がいいと感じました。

ChatGPTのフラッシュカードとは?

OpenAIの公式リリースノートによると、ChatGPTのフラッシュカードでは次のことができます。

  • 学びたいテーマからフラッシュカードを作る
  • 自分のノートをアップロードしてカード化する
  • カードをタップして問題と答えを切り替える
  • 「✓」で覚えたカード、「×」で再練習したいカードを分ける
  • カードをシャッフルして順番を変える
  • 作成したカードをライブラリへ自動保存する

Web版とモバイル版の両方で利用でき、OpenAIは全ChatGPTプランで利用可能と案内しています。

ChatGPTのフラッシュカード機能の基本的な使い方を5段階で示した図解

実際に資格勉強で使ってみた

実際に資格勉強用として、苦手だった項目からカードを追加して使ってみました。

今回の画面では20枚のデッキを作り、途中の11 / 20まで進んでいます。問題を見て自分で答えを考え、確認後に「×」か「✓」を選ぶ流れなので、紙の単語カードに近い感覚で使えます。

特に便利だったのは、苦手だった項目だけを追加して自分専用の復習デッキを作れることです。「苦手だった項目から、重複しない10枚を追加して」といった指示もできるため、最初から固定された問題集より柔軟に調整できます。

資格勉強でChatGPTのフラッシュカード機能を実際に使った画面。20枚のデッキで苦手カードを復習している例
実際に資格勉強でフラッシュカードを使った画面

注意:ChatGPTが作った問題や答えが常に正しいとは限りません。資格試験の数値、規格、法令、温度・時間・硬さなど条件で変わる内容は、公式資料や使用しているテキストと照合して使うのがおすすめです。

資格勉強でおすすめの使い方

資格勉強では、最初から教材全部をカード化するより、理解→問題演習→間違えた部分をカード化→反復の順番が使いやすいです。

  1. テキストやノートで内容を理解する
  2. 過去問や練習問題を解く
  3. 間違えた項目・曖昧だった項目をChatGPTへ渡す
  4. 短い問題と短い答えのフラッシュカードにする
  5. 「×」になったカードを重点的に繰り返す

例えば、次のように頼めます。

この資料から、試験で重要な内容を20問のフラッシュカードにして。用語・数値・判断問題をバランスよく入れてください。答えは短くし、条件によって変わる数値は条件も一緒に書いてください。

さらに実際の復習後に、

間違えた項目から、重複しない10枚を追加して。

と頼めば、自分の弱点に合わせてデッキを育てていけます。

資格勉強の資料から重要ポイントを抽出し、苦手なカードを繰り返し復習する流れを示した図解

なお、勤務先の機密情報、顧客図面、社外秘資料などは、学習目的でもそのままアップロードしないようにしましょう。

向いている勉強・向いていない勉強

フラッシュカードが得意なのは、短い問いを見て、頭の中から答えを取り出す学習です。

向いているあまり向いていない
専門用語・定義長い計算問題
数値・公式作図・CAD
分類・特徴長文記述
判断基準複雑な事例問題
基礎知識の確認実技・実務作業そのもの

つまり、フラッシュカードだけで試験対策を完結させるのではなく、理解と問題演習を補助する「反復学習ツール」として使うのがよさそうです。

ChatGPTのフラッシュカードに向いている学習と向いていない学習を比較した図解

今回使ってみて、資格勉強では「間違えたところをその場でカード化して、あとから何度も回す」使い方が特に便利だと感じました。

ChatGPTの基本から体系的に確認したい人は、ChatGPTの教科書も参考にしてください。

公式情報:OpenAI「ChatGPT — Release Notes」

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