第3章|3-9 物質の三態と状態変化

危険物乙4の基礎物理では、固体・液体・気体の3つの状態と、その間の変化を理解しておくと、蒸発・沸騰・蒸気圧の話がつながりやすくなります。

物質の三態

状態粒子の動き・特徴
固体形と体積がほぼ一定。粒子は決まった位置の近くで振動する
液体体積はほぼ一定だが、容器に合わせて形が変わる
気体形も体積も一定でなく、容器全体に広がる

状態変化の名前

変化名称
固体 → 液体融解
液体 → 固体凝固
液体 → 気体気化(蒸発・沸騰)
気体 → 液体凝縮(液化)
固体 → 気体昇華
気体 → 固体昇華として扱うことがある

蒸発と沸騰の違い

蒸発は液面から起こり、沸点以下でも進みます。沸騰は液体内部でも気泡が生じ、液体全体で気化が進む現象です。

危険物で重要なのは「液体→蒸気」

第4類危険物では、液体から発生した蒸気が燃焼に関係します。温度が上がると一般に蒸発が進みやすくなり、可燃性蒸気が増えるため、温度管理と換気が重要です。

確認問題

Q. 液体表面から、沸点以下でも起こる気化は?

答えを見る

答え:蒸発。


※状態変化の温度や挙動は物質・圧力・混合状態で変わります。


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