直角度は、対象面・線・軸線がデータムに対してどれだけ正確に90°の姿勢にあるかを評価します。公差値は角度ではなく、幾何学的な公差域の幅として扱います。
30秒でわかるポイント
- データムとなる面・軸を最初に確立する
- 簡易確認では直角定規と隙間、比較測定ではダイヤルゲージなどを使う
- 高精度・複雑形状では三次元測定機などを使う
- 直角度0.03を90°±0.03°と読まない
現場ではこう考える
底面Aを定盤へ置き、側面の直角度を確認する場合、直角定規を基準にダイヤルゲージで上下方向の変位を調べる方法があります。
測定するときの基本
実務では図面・検査規格・作業標準・使用する測定器の取扱説明書を優先します。測定前には基準面・測定面の清掃、測定器の作動・基点・測定範囲を確認し、対象物を測定で変形させないようにします。
よくある間違い
角度計で89.98°だったから直角度0.02と即断すること。直角度の幾何公差値と角度偏差は同じ表現ではありません。
🎓 技能検定につながるポイント
図面のデータムと公差域を読み、『何に対して直角なのか』を明確にします。
ミニ問題
Q. 直角度0.05の単位は通常°?
答え:いいえ。幾何公差の直角度は通常mmなどの長さで公差域を示します。
まとめ
直角度は、対象面・線・軸線がデータムに対してどれだけ正確に90°の姿勢にあるかを評価します。公差値は角度ではなく、幾何学的な公差域の幅として扱います。
参考
機械検査の教科書

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