「熱」と「温度」は同じ意味ではありません。乙4では、熱量・比熱・温度変化の関係を理解して、簡単な計算ができるようにします。
温度と熱の違い
| 用語 | 考え方 |
|---|---|
| 温度 | 物体の熱的な状態を表す尺度 |
| 熱 | 温度差などによって物体間を移動するエネルギー |
比熱とは?
比熱は、物質1kgの温度を1K(1℃)上げるのに必要な熱量を表す量です。比熱が大きい物質ほど、同じ質量を同じ温度だけ上げるのに多くの熱が必要です。
熱量の基本式
Q=m×c×ΔT
Q:熱量、m:質量、c:比熱、ΔT:温度差です。単位をそろえて計算します。
例題
2kgの水を10℃温度上昇させるとします。水の比熱を約4.2kJ/(kg・K)とすると、Q=2×4.2×10=84kJです。
水の冷却効果が大きい理由
水は比熱が大きく、さらに蒸発するときにも大きな熱を奪います。そのため冷却消火で非常に有効ですが、第4類危険物では棒状注水が液体を拡散させる場合があるため、使い方には注意が必要です。
確認問題
Q. Q=mcΔTで、ΔTが表すものは?
答えを見る
答え:温度差。
危険物乙4 完全攻略講座
※比熱は温度や状態で変わる場合があります。試験問題では与えられた値・単位を優先してください。

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