第4章|4-12 比重で覚える危険物

危険物乙4では、液体の比重蒸気比重を混同しないことが重要です。水に浮くかと、蒸気が低所にたまるかは別の話です。

液体比重

液体の比重は通常、水を1として比較します。比重が1未満なら水より軽く、1より大きければ水より重いと考えます。

代表的な傾向

物質液体の比重の傾向ポイント
ガソリン水より軽い水面に広がる危険がある
灯油水より軽い水面に浮きやすい
二硫化炭素水より重い第4類の代表的な例外
グリセリン水より重い水溶性第3石油類の代表例

蒸気比重

蒸気比重は空気を1として比較します。多くの第4類危険物の蒸気は空気より重く、床面・溝・ピットなど低所へ流れやすい傾向があります。

液体が水より軽くても、蒸気は空気より重い

たとえばガソリンは液体としては水より軽い一方、蒸気は空気より重い傾向があります。ここを入れ替えた問題に注意します。

安全上の意味

漏えいした液体の位置だけでなく、発生した蒸気がどこへ流れるかを考えることが重要です。離れた場所の火気で着火する可能性があります。

確認問題

Q. 二硫化炭素の液体比重で押さえる代表的特徴は?

答えを見る

答え:水より重い。


※比重は温度や製品組成によって変わります。ここでは乙4学習で使う代表的傾向を整理しています。個別値はSDSを確認してください。

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