指定数量の計算は、法令分野で得点しやすい項目です。公式はシンプルで、貯蔵・取扱量 ÷ 指定数量です。
基本公式
指定数量の倍数 = 実際の数量 ÷ その危険物の指定数量
例題1|ガソリン100L
ガソリンの指定数量を200Lとすると、
100 ÷ 200 = 0.5
したがって、指定数量の0.5倍です。
例題2|灯油2,000L
灯油の指定数量は1,000Lなので、
2,000 ÷ 1,000 = 2
指定数量の2倍です。
複数種類がある場合
危険物が複数ある場合は、それぞれの倍数を計算して最後に足します。
例:ガソリン100L+灯油500L
- ガソリン:100 ÷ 200 = 0.5
- 灯油:500 ÷ 1,000 = 0.5
0.5 + 0.5 = 1.0倍
リットル数を「100+500=600L」として判断しないのがポイントです。
計算手順を固定する
- 危険物の区分を確認
- 指定数量を確認
- 実量÷指定数量
- 複数なら全ての倍数を合計
- 1以上か、10以上かなど設問の条件と比較
間違えやすいポイント
- 水溶性・非水溶性を取り違える
- アルコール類を第1石油類として計算する
- 複数の危険物を単純な容量合計で判定する
- 「何倍か」と「指定数量以上か」を混同する
練習問題
Q1. ガソリン300Lは指定数量の何倍?
300÷200=1.5倍
Q2. 灯油800L+ガソリン80Lは?
灯油 800÷1,000=0.8、ガソリン 80÷200=0.4、合計1.2倍
Q3. エタノール200Lは?
200÷400=0.5倍
このページはここだけ覚える
- 実量÷指定数量
- 複数は倍数を足す
- 容量をそのまま足さない
※2026年9月時点の消防法令・総務省消防庁・消防試験研究センターの公開情報をもとに作成しています。法令・制度は改正される場合があるため、受験時は最新の公式情報を確認してください。 参考:総務省消防庁「令和7年版 消防白書」「危険物の規制に関する政令」。
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