第11章|11-6 自社株買いとは?

自社株買いは、会社が市場等から自社の株式を取得することです。配当と並ぶ株主還元策として使われることがあります。

自社株買いの影響

項目考え方
発行済株式自己株式として保有・消却等で変化
EPS株式数減少で上昇する場合
株主還元配当とは異なる還元手段
資金現金を使うため財務へ影響

図解|基本イメージ

会社の現金 → 自社株式を取得 → 流通株式数・自己株式が変化 → 1株指標へ影響する場合

消却との違い

取得した自己株式は保有する場合と消却する場合があります。

発表=必ず全額実施ではない

取得上限・期間が設定され、実際の取得額が上限に達しない場合もあります。

この記事でわかること

  • 自社株買いで何が変わるか
  • EPSへの影響
  • 取得枠と実際の取得額の違い

具体例で理解する

発行済株式1億株、純利益100億円なら単純EPSは100円です。自己株式取得・消却等で株式数が9,000万株になり利益が同じなら、単純計算のEPSは約111円になります。ただし会社の現金も使うため、財務への影響も見ます。

初心者が間違えやすいポイント

『100億円を上限に自社株買い』と発表しても、必ず100億円分すべて取得するとは限りません。取得期間・上限株数・実績を確認します。

ここだけ覚える

自社株買いは会社が自社株を取得する株主還元策。株式数減少で1株指標へ影響する一方、現金を使う点も確認します。

本記事は企業開示を読むための一般情報です。個別企業の将来業績や株価を予測するものではありません。

参考・確認先

最終確認:2026年9月22日

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