第11章|11-5 増収増益・減収減益とは?

増収・減収は売上高の増減、増益・減益は利益の増減を表します。組み合わせると企業の成長や収益性の変化を簡潔に整理できます。

4つのパターン

パターン意味
増収増益売上も利益も増加
増収減益売上増・利益減
減収増益売上減・利益増
減収減益売上も利益も減少

図解|見る順番

売上の増減 → 利益の増減 → 利益率 → 要因 → 一時要因か継続要因か

増収減益の例

原材料費・人件費増、先行投資などで売上が増えても利益が減ることがあります。

増益=必ず良いとは限らない

資産売却など一時的な利益で純利益だけ増える場合もあります。

この記事でわかること

  • 増収増益など4パターンの意味
  • 利益率を見る理由
  • 一時要因と本業要因を分ける方法

具体例で理解する

売上100億円→110億円でも、営業利益10億円→8億円なら増収減益です。営業利益率は10%から約7.3%へ低下しています。原材料高や人件費増、先行投資など、売上増以上に費用が増えた可能性があります。

初心者が間違えやすいポイント

増収増益という言葉だけで内容を判断しないことです。特別利益で純利益だけ増えたケースや、利益率が悪化しているケースもあります。

ここだけ覚える

売上と利益の方向を組み合わせ、さらに利益率と増減理由を見ることで、業績の質を判断しやすくなります。

本記事は企業開示を読むための一般情報です。個別企業の将来業績や株価を予測するものではありません。

参考・確認先

最終確認:2026年9月22日

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