第10章|10-4 EPSとは?

EPSはEarnings Per Shareの略で、1株当たり当期純利益を表す指標です。企業の利益を株式1株あたりで見るために使います。

EPSの基本

項目内容
計算の基本当期純利益 ÷ 期中平均株式数
単位円/株など
用途PER計算や利益成長の確認
変化要因利益増減・株式数変化

図解|計算イメージ

当期純利益100億円 ÷ 期中平均株式数1億株 = EPS 100円

EPS成長

利益が増える、自己株式取得で株式数が減る等でEPSが上がる場合があります。

EPSだけで企業価値は決まらない

一時的利益や株式数変化でも動くため中身を確認します。

この記事でわかること

  • EPSの計算方法
  • 利益だけでなく株式数でもEPSが変わること
  • PERとのつながり

具体例で理解する

当期純利益が100億円、期中平均株式数が1億株ならEPSは100円です。利益が同じ100億円でも自己株式取得などで株式数が8,000万株になれば、単純化するとEPSは125円になります。1株あたりで見ることで株主側の利益を比較しやすくなります。

初心者が間違えやすいポイント

EPSが増えた=本業の利益が増えた、とは限りません。株式数の減少、一時利益などでも上昇するため、純利益と株式数の両方を確認します。

ここだけ覚える

EPSは1株当たり利益。利益成長と株式数の変化を1株ベースへ直し、PER計算や利益成長の確認に使います。

本記事は企業分析の基礎を学ぶための一般情報です。1つの指標だけで投資判断を決めるものではありません。

参考・確認先

最終確認:2026年9月22日

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