第15章|15-5 増配・減配とは?

増配は1株当たり配当を増やすこと、減配は減らすことです。企業は利益、財務、投資計画、配当方針などを踏まえて配当を決定します。

配当の変化

用語意味
増配前期・従来予想より配当増
減配前期・従来予想より配当減
据え置き配当水準を維持
無配配当を実施しない

図解|確認の流れ

前期配当 → 当初予想 → 修正予想 → 実績 → 配当性向・利益・CFと比較

連続増配

複数年にわたり配当を増やしている状態ですが、将来も継続する保証はありません。

特別配当を分ける

記念配当・特別配当など一時的要因を通常配当と区別します。

この記事でわかること

  • 増配・減配・無配の意味
  • 通常配当と特別配当を区別する理由
  • 配当予想の修正を見る方法

具体例で理解する

前年配当50円、今期60円なら10円増配です。ただし60円のうち10円が創立記念の特別配当なら、翌年に50円へ戻っても実質的な通常配当は据え置きという見方もできます。内訳を確認することが重要です。

初心者が間違えやすいポイント

1年の増配だけで『増配企業』と判断しないことです。通常配当か特別配当か、利益成長を伴っているか、数年の推移を確認します。

ここだけ覚える

増配・減配は配当額の変化。通常配当・特別配当・業績・配当方針を分けて、継続性まで見ます。

制度・税制は変更される場合があります。本記事は2026年9月22日時点の一般情報で、個別の税務判断は国税庁・税理士等の最新情報を確認してください。

参考・確認先

最終確認:2026年9月22日