第3章|3-15 有機化合物の基礎

第4類危険物には、ガソリン・アルコール・アセトンなど多くの有機化合物が含まれます。乙4では細かな有機化学より、代表的な分類と特徴をつかむことが重要です。

有機化合物とは?

一般に炭素を骨格に持つ化合物を有機化合物と呼びます。ただし、一酸化炭素・二酸化炭素・炭酸塩などは炭素を含んでも無機化合物として扱われます。

炭化水素

炭素Cと水素Hだけからなる化合物です。ガソリンは複数の炭化水素を主成分とする混合物です。

分類例特徴・例
アルカン炭素間が主に単結合。ヘキサンなど
アルケン炭素間に二重結合を持つ
芳香族炭化水素ベンゼン環を持つ。トルエン、キシレンなど

アルコール

分子中にヒドロキシ基(−OH)を持つ有機化合物です。乙4で代表的なのはメタノール・エタノール・プロパノールです。消防法上の「アルコール類」には別途定義があります。

ケトン

分子内にカルボニル基(C=O)を持ち、その炭素の両側が炭素基である化合物です。代表例はアセトンです。アセトンは消防法上、水溶性の第1石油類として扱われます。

官能基で性質が変わる

同じ炭素数でも、−OHやC=Oなどの官能基が付くと水への溶けやすさや沸点などが変わります。

確認問題

Q. アセトンは有機化合物の何類?

答えを見る

答え:ケトン。


※有機化合物の分類は基礎学習向けに簡略化しています。消防法上の危険物分類は化学分類と別に、引火点・水溶性等の法令要件で決まります。


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