Cpkは、工程のばらつきだけでなく、工程平均が規格中心からどれだけ偏っているかも考慮する工程能力指数です。
30秒でわかるポイント
- Cpk=min[(USL−μ)/(3σ),(μ−LSL)/(3σ)]
- 上側能力CPUと下側能力CPLの小さい方を採用する
- 平均が規格中央ならCpkはCpに近づく
- 平均が片側へずれるとCpkはCpより小さくなる
- Cpkも工程安定性・分布モデルの妥当性を確認して使う
現場・試験ではこう考える
規格9.90〜10.10 mm、σ=0.02 mm、平均10.06 mmなら、CPU=(10.10−10.06)/0.06≈0.67、CPL=(10.06−9.90)/0.06≈2.67。Cpkは小さい方の約0.67です。
よくある間違い
CpとCpkを同じ意味で使うこと。Cpは幅だけ、Cpkは幅と平均位置を見ます。
🎓 技能検定につながるポイント
Cpkは『近い側の規格までの距離÷3σ』と理解すると式を思い出しやすくなります。
ミニ問題
Q. Cp=1.67、Cpk=0.67なら何を疑う?
答え:工程ばらつき自体は比較的小さい一方、平均が規格中心から片側へ偏っている可能性を疑います。
まとめ
Cpkは、工程のばらつきだけでなく、工程平均が規格中心からどれだけ偏っているかも考慮する工程能力指数です。
参考
機械検査の教科書

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