第2章|2-10 設置・変更・完成検査

危険物施設は、勝手に建ててすぐ使用できるわけではありません。試験では許可 → 工事 → 完成検査 → 使用という流れが重要です。

基本の流れ

① 設置・変更の許可申請

② 市町村長等の許可

③ 工事

④ 完成検査

⑤ 技術上の基準への適合確認

⑥ 使用開始

設置だけでなく「変更」も許可が基本

製造所・貯蔵所・取扱所を新しく設置するときだけでなく、位置・構造・設備を変更するときも、法令上の変更許可が必要となる場合があります。

ただし実務上は変更内容により扱いが異なるため、すべての小さな工事が一律に同じ手続になるわけではありません。

完成検査前に使ってよい?

原則として、完成検査で技術上の基準に適合していると認められる前に使用することはできません。

ただし変更工事の場合、工事部分以外について市町村長等の仮使用承認を受ければ、承認部分を完成検査前に使用できる場合があります。

完成検査前検査とは?

タンクなど、完成後では確認が難しくなる設備については、工事途中に検査を受ける場合があります。これが完成検査前検査です。

試験での整理

用語意味
設置許可新たに危険物施設を設置する許可
変更許可位置・構造・設備等の変更に関する許可
完成検査完成後に基準適合を確認
完成検査前検査完成前に確認が必要なタンク等を検査
仮使用承認変更工事部分以外を一定条件で使用

確認問題

Q. 設置許可を受けた施設は、工事完了後すぐ使用できる?

答えを見る

答え:原則できません。 完成検査で基準への適合が認められた後に使用します。


※2026年9月時点の消防法令・総務省消防庁・消防試験研究センターの公開情報をもとに作成しています。参考:消防法第11条、総務省消防庁「火災予防・危険物規制事務に係る届出等様式」。

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