第3章|3-2 燃焼の種類

燃焼はすべて同じ燃え方をするわけではありません。乙4では、物質の状態や燃えるまでの過程によって、蒸発燃焼・分解燃焼・表面燃焼・気体の燃焼を区別します。

燃焼の種類を一覧で整理

種類仕組み代表例
蒸発燃焼液体が蒸発し、その蒸気が燃えるガソリン、灯油、アルコール類
分解燃焼固体が熱で分解し、発生した可燃性ガスが燃える木材、紙、プラスチックなど
表面燃焼可燃性ガスをほとんど出さず、表面で燃える木炭、コークスなど
気体の燃焼可燃性気体が空気と混合して燃える水素、都市ガスなど

乙4で最重要なのは蒸発燃焼

第4類危険物の多くは引火性液体です。液体そのものではなく、液面から発生した蒸気が空気と混ざって燃えるため、蒸発しやすさ・引火点・換気が重要になります。

分解燃焼と表面燃焼の違い

分解燃焼では、固体が加熱されて可燃性ガスを生じ、そのガスが燃えます。表面燃焼では、炭素を多く含む固体などが表面で酸素と反応して燃えます。

試験での見分け方

  • 液体ならまず蒸発燃焼を考える
  • 木材や紙などは分解燃焼
  • 木炭やコークスは表面燃焼
  • 可燃性ガスは気体の燃焼

確認問題

Q. ガソリンの主な燃焼形態は?

答えを見る

答え:蒸発燃焼。

このページはここだけ覚える

第4類危険物は「液体そのもの」ではなく、蒸発した可燃性蒸気が燃える。


※燃焼形態は学習用に代表的な分類で整理しています。実際の燃焼現象は物質や条件によって複合的になる場合があります。

フィードバック

コメントを残す