配当性向は、当期純利益のうちどの程度を配当として株主へ還元したかを示す指標です。
配当性向の計算
| 項目 | 式 |
|---|---|
| 配当性向 | 1株配当 ÷ EPS ×100 |
| 別表現 | 配当総額 ÷ 当期純利益 ×100 |
図解|利益の配分
純利益 → 配当として還元 + 内部留保・成長投資等 → 配当性向は配当部分の割合
高い・低いの意味
成熟企業と成長企業では適切な配当性向が異なります。
100%超に注意
一時的に利益以上の配当を行う場合もあり、継続可能性を確認します。
この記事でわかること
- 配当性向が利益に対する配当割合を示すこと
- 配当利回りとの違い
- 100%超が続く場合の見方
具体例で理解する
EPS100円、1株配当40円なら配当性向は40%です。EPS50円に減ったのに配当を40円維持すれば配当性向は80%へ上がります。配当額が同じでも、利益が減れば会社の負担は大きくなります。
初心者が間違えやすいポイント
配当性向は高ければ高いほど良いわけではありません。利益のほぼ全額を配当に回すと、設備投資や研究開発、財務改善に使える資金が少なくなる場合があります。
ここだけ覚える
配当性向は利益のうち配当に回した割合。配当利回りとは別の指標で、利益・成長投資・財務とのバランスを見ます。
制度・税制は変更される場合があります。本記事は2026年9月22日時点の一般情報で、個別の税務判断は国税庁・税理士等の最新情報を確認してください。
参考・確認先
最終確認:2026年9月22日
株・投資の教科書|第15章
